「卩」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「卩」は常用漢字外です。「卩」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説 |
意味 |
①「証(しるし-ある事実を明らかにするもの)」
②「割符(わりふ)(木片・竹片・紙片などに文字を記し、証印を押して
二つに割ったもの。当事者双方が一片ずつ持ち、合わせて後日の
証拠とした。)」
③「手形(一定の金額の支払いを目的とする紙片)」
※手形の仕組み・・・簡単に言うと、商人が商品購入のために発行した
手形・割符を相手先に送り、相手が受け取った手形を発行元や商人が取引
している銀行に換金を要求して売買契約を成立させます。
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成り立ち |
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象形文字です。「人のひざまずく」象形から「膝(ひざ)の関節」の
意味を表し、そこから、両足の関節が向き合うようにぴったり合う
「しるし」、「割り符」を意味する「卩」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「セツ」、「セチ」
訓読み:「わりふ」
画数
「2画」
部首
「卩(ふしづくり(節旁)、わりふ、まげわりふ)」
「卩」を含む漢字一覧
部首解説:
「節(ふし)の傍(つくり)になるので、「ふしづくり」と言う。
「卩」をもとにして、ひざまずく事に関係する文字や「証(しるし)」
の意味を含む漢字ができている。
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