「次」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「次」は小学3年生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「つぐ(連続)」、「続く」
②「つぎ」、「2番目」、「第二位」(例:次席、次男)
③「ついで」
ア:「順序」
イ:「くらい(程度)」、「位置」
ウ:「おり」、「とき」、「~した際」
④「ついず」
ア:「順序をつける」、「順序よく並べる」
イ:「編集する」
⑤「やどる(宿)」、「宿り(旅先で宿をとること)」、「宿」
ア:「軍隊が宿営する」、「軍隊の宿営地」
イ:「宿泊する」、「宿屋」、「旅館」
ウ:「星座(星のやどり)」
⑥「ところ」、「場所」
⑦「うち(中)」、「あいだ(間)」
⑧「たび(度)」、「回数」、「回数を数える語」(例:二次会)
⑨「垂れ布を張り巡らした仮小屋」
⑩「喪屋(喪に服する為の部屋)」
⑪「かつら」
⑫「まげ(長い髪を 頭上にまとめて1ヵ所でたばね,その上部を
種々の形に折り曲げたりする部分)」
[次・継・接の使い分け](つぐ)
「次」・・・「何かの後に続く。」(例:相次ぐ事件)
「継」・・・「ひとつづきにする、受け継ぐ。」(例:布を継ぐ、後継ぎ)
「接」・・・「切れ目をつなぎ合わせる。」(例:接ぎ木)
|
|
成り立ち |
|
象形文字です。「人が吐息(ため息)をつく」象形から「ほっとして宿泊する」
を意味する「次」という漢字が成り立ちました。また、「斉(シ)」に通じ
(同じ読みを持つ 「斉(シ)」と同じ意味を持つようになって)、
「次に続く」、「順序良く整える」という意味も表すようになりました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「ジ」、「シ」
訓読み:「つぎ」、「つ(ぐ)」
常用漢字表外:「つい(ず)」、「やど(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「ちか」、「つぐ」、「なみ」、「ひで」、「やどる」
画数
「6画」
部首
①「冫(にすい(二水))」
「冫」を含む漢字一覧
②「欠(あくび(欠伸)、かける、けんづくり(欠旁))」
「欠」を含む漢字一覧
|
書き順・書き方 |
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |