「椿」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「椿」は人名用漢字(常用漢字外)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ちゃん、ちゃんちん(香椿)(センダン科の落葉高木で高さ10メートルに
達する。夏、白色の小花を開く。材は堅くて器具などの制作に用いる)」
②「太古にあったといわれる霊木(大椿)。8000年を春とし、8000年を秋
として、人間の3万2000年がその1年にあたるという。転じて人の長寿
を祝って言う言葉。」(例:椿寿)
日本のみで用いられる意味
③「つばき(ツバキ科の常緑高木。暖地の山野に自生する。材は器具
を作り実から油をとる)」
④「珍(ちん)」、「変わった事」、「思わぬ出来事」(例:椿事)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(木+春)。「大地を覆う木」の象形と「並び生えた草の
象形と幼児が髪を束ねた象形の省略字と太陽の象形」(「草が日を受け、
群がり生じる」意味)から、「ちゃん・ちゃんちん(香椿)(高さ10メートルにも
達する木)」、「つばき」を意味する「椿」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「チン」、「チュン」
訓読み:「つばき」
画数
「13画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
「木」を含む漢字一覧
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