「乾」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「乾」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「空」、「天」(例:乾元)
②「強い」、「身体・心が丈夫で元気なさま」(例:乾剛)
③「いぬい(北西)」
④「かわく」
ア:「物に含まれている湿気・水分がなくなる」(例:乾燥)
イ:「いきいきとした感じがない」、「元気がない」
⑤「かわかす(日光・火・風などにあてて、ぬれたものや湿ったもの
の水分を取り去る)」
⑥「うわべだけ」、「名義上だけの事(実体とは異なるが、名前だけ与え
られている事)」(例:乾笑)
⑦「易の八卦の1つ。上にあって、強い・治める・始めるなどの
かたちを表す漢字」
⑧「易の六十四卦の1つ。心・身体が強く進んでやまないかたちを表す漢字」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(倝+乙)。「長い旗ざお」の象形と「ジグザクな物」の
象形から、「上に出る」、「空(天)」を意味する「乾」という漢字が成り立ち
ました。また、「暵(カン)」に通じ(同じ読みを持つ「暵」と同じ意味を持つ
ようになって)、「かわく」の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「カン」
常用漢字表外:「ケン」
訓読み:「かわ(かす)」、「かわ(く)」
常用漢字表外:「いぬい」、「ほ(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「きみ」、「すすむ」、「たけし」、「つとむ」、「ふ」
画数
「11画」
部首
①「乙(おつ、おつにょう(乙繞))」、「乚(おつ、おつにょう(乙繞)、つりばり)」
「乙(乚)」を含む漢字一覧
②「十(じゅう)」
「十」を含む漢字一覧
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