「慌」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「慌」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「くらい(昏)」
ア:「光が弱い」、「光が少なくて、物がよく見えない」
イ:「目が見えない」、「目がくらむ」
ウ:「意識を失う」
②「わずか(かすか)」
③「うっとりする(美しいものに気を奪われて、気が抜ける・意識が
はっきりしなくなる)」
④「ぼうっとなる(気が抜ける・意識がはっきりしなくなる)」
⑤「忘れる」
⑥「あわてる(思いがけない物事に出会って、ふだんの落ち着きを失う)」
⑦「あわただしい」
ア:「落ち着きなく忙しいさま」
イ:「状況の移り変わりが急で、一定しないさま」
⑧「切迫している(期日などが間近に迫る)」
⑨「恐れる(危険を感じて不安になる)」
(例:恐慌)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(忄(心)+荒)。「心臓」の象形(「心」の意味)と「並び
生えた草の象形と人の死体に何か物を添えた象形と大きな川の象形」
(「大きな川が水以外何もない・荒れ果てた草のほか何もない」の意味)
から、「心の中に何もない」を意味する「慌」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「コウ」
訓読み:「あわ(ただしい)」、「あわ(てる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「12画」
部首
「忄(りっしんべん(立心偏))」
「忄」を含む漢字一覧
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