「倣」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「倣」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ならう(すでにあるやり方、例をまねてその通りにする。
手本としてまねをする)」(同意語:仿)(例:模倣)
②「依る」
ア:「物事の性質や内容などに関係する」
イ:「動作の主体を指し示す」
ウ:「それと限る」
エ:「手段とする」
オ:「頼る」、「依存する」
[習・倣の使い分け](ならう)
「習」・・・「繰り返し練習する」、「教わる」(例:見習う)
「倣」・・・「まねてその通りにする」(例:前例に倣う)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(人+放)。「横から見た人」の象形と「両方に
突き出た柄のある農具:すきの象形(「ならぶ・かたわら」の意味)とボクッと
いう音を表す擬声語と右手の象形」(「ならう・まねする」の意味)から、
「(人の)まねをする」を意味する「倣」という漢字が成り立ちました。
※擬声語とは、動物の音声や物体の音を象形文字で表したもの
を言います。
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読み
音読み:「ホウ」
訓読み:「なら(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「より」
画数
「10画」
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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