「耶」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「耶」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「よこしま」(同意語:邪)
ア:「正しくない」、「物事の正しい順序を守っていない」
イ:「意見などがかたよっている」
ウ:「私欲(自分一人の利益だけを考える気持ち)」
エ:「悪い事をしようとする心」、「他人に害を加えようとする心」
②「や、か(~であるか、どうして~だろうか)」
(疑問・反語の助字)(同意語:邪)
③「父を呼ぶ言葉」(同意語:爺)
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成り立ち |
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形声文字です(耳(牙)+阝(邑))。「きばの上下がまじわる」象形(「きば」の
意味)と「特定の場所を示す文字と座りくつろぐ人の象形」(人が群がり
くつろぎ住む「村」の意味)から、地名の「琅邪(ろうや)」の意味を表しました
が、借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、「よこしま」、
「や、か(疑問・反語の助字)」を意味する「耶」という漢字が成り立ちました。
※「耶」は「邪」の漢字が変形して成り立った漢字です。
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読み
音読み:「ヤ」
訓読み:「か」
画数
「9画」(耶)
「8画」(邪)
部首
「耶」の部首
①「耳(みみ、みみへん(耳偏))」
「耳」を含む漢字一覧
②「阝(おおざと(大里))」
「阝」を含む漢字一覧
「邪」の部首
「阝(おおざと(大里))」
「阝」を含む漢字一覧
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