「顕/顯」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「顕」は中学生で習います。「顯」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「きらびやかな(輝いて美しい)頭の飾り」
②「あきらか(明)」
ア:「色や形がはっきりとしていて、美しいさま」
イ:「目立つ」、「はっきりとわかる」、「明白である」(例:顕著)
③「あらわれる」(反意語:隠)
ア:「際立つ(目立つ)」
イ:「栄える(勢いが盛んになる)」(例:顕達)
④「あらわす」
⑤「明らかに」
ア:「公に」、「表向きに」
イ:「はっきりと」
⑥「そと」、「おもて」
⑦「見る」、「気を付けて見る」
⑧「身分・地位が高いもの・神などの神聖なものにそえる接頭語」
(例:顕職)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です。「太陽の象形とより糸の象形」(「太陽と糸」の意味)と
「大きな目の人」の象形(「みる」の意味)から、日中、糸を見る事を
意味し、そこから、「はっきりしている」を意味する「顕」という漢字が
成り立ちました。(「見(大きな目の人の象形)」はのちに「頁(人の頭部
を強調した象形)」に変形しました。)
※「顕」は「顯」の略字です。
※「顯」は「顕」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ケン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「あき(らか)」、「あらわ(れる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あきら」、「たか」、「てる」
画数
「18画」(顕)
「23画」(顯)
部首
「頁(おおがい(大貝)、いちのかい(一ノ貝))」
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「明」、「表」
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