「幣」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「幣」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「みてぐら・ぬさ(神にささげる物の総称)」、「神にささげる絹」
(例:幣帛、幣束)
※絹とは、蚕の繭からとった細い糸状の物質の事を言います。
②「(国を治める人や客等への)贈り物」
③「宝物」、「財宝」
④「ぜに(銭)」、「お金」(例:貨幣)
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成り立ち |
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形声文字です(敝+巾)。「破れた衣服の象形とボクっという音を表す
擬声語と右手の象形」(「破れる」の意味だが、ここでは、「拝」に通じ
(「拝」と同じ意味を持つようになって)、「おがむ」の意味)と「頭に巻く
布きれにひもを付けて、帯にさしこむ」象形(「布きれ」の意味)から、
「神に拝み捧げる布」を意味する「幣」という漢字が成り立ちました。
※擬声語とは、動物の音声や物体の音を象形文字で表したもの
を言います。
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読み
音読み:「ヘイ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「ぜに」、「ぬさ」、「みてぐら」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「しで」
画数
「15画」
部首
「巾(きんべん(巾偏)、はば、はばへん(幅偏))」
「巾」を含む漢字一覧
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「弊」、「布」
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