「槙/槇」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「槙/槇」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「こずえ(木の幹や枝の先。木の先端)」(同意語:梢)
日本のみで用いられる意味
②「まき」
ア:「暖地に自生するイチイ科の常緑高木。葉は平たい針状、
五月に小花を開き、夏、葉の間に実を結ぶ」
イ:「ひのき・ひ(ヒノキ科の常緑(常に緑葉を保っている)高木。木材は
黄白色で、きめが細かく光沢があり、上質の建築用の木材となる。
木材の中で最も用途が広い。山地に自生するが、多くは植林で
ある。高さ30~40メートル。)」(同意語:檜/桧)
ウ:「真木(良材となる木。ひのきなど)」
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成り立ち |
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形声文字です(木+真(眞))。 「大地を覆う木」の象形と「さじの象形
と鼎(かなえ)-中国の土器の象形」(鼎に物を詰め、その中身が一杯
になって「ほんもの・まこと」の意味だが、ここでは、「顚(テン)」に
通じ(「顚」と同じ意味を持つようになって)、「いただき、先端」の意味)
から「木の先端、こずえ」を意味する「槇」という漢字が成り立ちました。
※「槙」は「槇」の略字です。
※「槇」は「槙」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「シン」、「テン」
訓読み:「まき」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「こずえ」
画数
「14画」(槇・槙)
部首
「木(き、きへん(木偏))」
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