「茸」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「茸」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「しげる(草木が生長して、枝葉がたくさん生え出る)」
(同意語:茂)
②「みだれる(乱)」
③「蒲(がま-ガマ科ガマ属の多年草(複数年にわたって生きる植物))の
穂(穀物の茎の実のつく部分)」
④「刺繍(色々な糸を用いて、布地の表面に絵や模様を縫い
表すこと)の糸」
⑤「模様のある竹」
⑥「ふくろづの(生え替わったばかりのシカの角)」
⑦「おろか(愚)」
⑧「細くやわらかな毛」
⑨「つぐ(引き続いて起こる)」(同意語:次)
⑩「おす(推)」
日本のみで用いられる意味
⑪「たけ・きのこ(菌類(キノコ・カビと呼ばれる生物の総称)の内、
胞子形成を行うもの。その中で大型のものを「たけ・きのこ」と言う。)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(艸+耳)。「並び生えた草」の象形と「耳」の象形
(「耳」の意味)から、耳のような草が「しげる」、耳のような形をした
「きのこ」を意味する「茸」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジョウ」、「ニュウ」
訓読み:「きのこ」、「しげ(る)」、「たけ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「しげる」
画数
「9画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
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