「効/效」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「効」は小学5年生で習います。「效」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順(効) |
意味 |
①「ならう(手本としてまねをする)」
②「のっとる(規範(手本)として従う)」
③「学ぶ」
④「いたす」
ア:「尽くす」、「努める」
イ:「あらわす」
ウ:「授ける」
エ:「たてまつる(差し上げる)」
オ:「届ける」
⑤「いさお(手柄、功績)」
⑥「きく(良い結果が得られる)」
⑦「ききめ(良い結果)」(例:特効薬)
[効・利の使い分け](きく)
「効」・・・「良い結果が出る。」(例:宣伝が効く)
「利」・・・「役に立つ。機能」(例:気が利く、口を利く)
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成り立ち |
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形声文字です(交+攵(攴))。「人がすねを組む象形」(「まじわる」の意味だが、
ここでは「學(コウ)」に通じ(同じ読みを持つ「學」と同じ意味を持つように
なって)、「まなぶ」の意味)と「ボクッという音を表す擬声語と右手の象形」
(「手でボクッとたたく」の意味)から、ムチを打ってなわわせる
(手本としてまねさせる)を意味する「効」という漢字が成り立ちました。
※「効」は「效」の略字です。
※「效」は「効」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「コウ」
常用漢字表外:「ギョウ」(「效」のみ)
訓読み:「き(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「いたる」、「かず」、「かた」、「すすむ」、「なり」、「のり」
画数
「8画」(効)
「10画」(效)
部首
「効」の部首
「力(ちから)」
「力」を含む漢字一覧
「效」の部首
「攵(のぶん(ノ文)、ぼくづくり(攵旁)、ぼくにょう(攵繞))」
「攵」を含む漢字一覧
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書き順・書き方(効) |
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