「常」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「常」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「つね」
ア:「いつまでも変わらない事」(例:恒常)
イ:「普段(日ごろ)」(例:日常)
ウ:「なみ」、「普通」(例:常人)
エ:「いつまでも変わらない道」(例:五常)
オ:「習慣」
カ:「のり(法律、規範(手本)、おきて、決まり、法則、制度)」
②「つねに(いつも、いつまでも)」
③「かつて(昔、以前)」
④「旗の一種。日月・黄竜を描いた旗。天子が用いる。」
⑤「長さの単位。尋(八尺)の二倍。周代の基準で三・六メートル」
(例:尋常)
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成り立ち |
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形声文字です(尙+巾)。「神の気配を示す文字と家屋の象形と口の象形」
(屋内で祈る意味だが、ここでは「長(ジョウ)」に通じ(同じ読みを持つ
「長」と同じ意味を持つようになって)、「ながい」の意味)と「頭に
巻く布にひもをつけて帯にさしこむ」象形から、長い布を意味し、
それが転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、「長く変わらない」、
「つね」を意味する「常」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジョウ」
訓読み:「つね」、「とこ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「つら」、「とき」、「ときわ」、「のぶ」、「ひさ」、「ひさし」
画数
「11画」
部首
「巾(きんべん(巾偏)、はば、はばへん(幅偏))」
「巾」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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