「猶」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「猶」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はかりごと(物事がうまくゆくように、前もって考えた
手段・方法・計画)」(同意語:猷)
②「さるの一種。疑い深く、人の声を聞くと木にのぼり、人がいなくなると
木から降り、常に木を上下し、ためらっているという」
③「ためらう(あれこれと迷う、決心がつかず、ぐずぐずする)」(例:猶予)
④「大きい犬」
⑤「なお・・・ごとし(ちょうど・・・のようである)」
⑥「なお」
ア:「やはり」、「それでもまだ」
イ:「~でさえまだ」
⑦「ゆったりしたさま」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(犭(犬)+酉)。「耳を立てた犬」の象形と「酒器の中に
酒が入って香りを放って口からあふれている」象形から、いけにえの犬と
酒を神に供え、神前で「はかりごとをする(計画する)」を意味する
「猶」という漢字が成り立ちました。また、「逌(ゆう)」に通じ(同じ読みを
持つ「逌」と同じ意味を持つようになって)、「ゆったりする」、「なお」の
意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「ユウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「なお」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さね」、「より」
画数
「12画」
部首
「犭(けものへん(獣偏)、いぬへん(犬偏))」
「犭」を含む漢字一覧
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