「瀬/瀨」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「瀬」は中学生で習います。「瀨」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「せ」
ア:「川などの流れが浅く歩いて渡れる所」(例:浅瀬)
イ:「川の流れの急な所」(例:早瀬)
ウ:「物事に出あうとき」、「機会」、「場合」
エ:「置かれている立場」
オ:「そのような点」
カ:「場所」
※「年の瀬」は、年末の意味。これは、年末のたまった支払いを行う困難さを、
浅瀬や川の流れが急な所を船で行く困難さにたとえて表した語句だと
言われています。
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成り立ち |
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形声文字です(氵(水)+頼(賴))。「流れる水」の象形と「とげの象形と
刀の象形と子安貝(貨幣)の象形」(「もうける・たよる」の意味だが、ここ
では、「刺」に通じ(「刺」と同じ意味を持つようになって)、「切れ目が入る」
の意味)から、「水がくだけて流れる、急流」を意味する「瀬」という漢字が
成り立ちました。
※「瀬」は「瀨」の略字です。
※「瀨」は「瀬」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「ライ」
訓読み:「せ」
画数
「19画」(瀬・瀨)
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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