「鋳/鑄」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鋳」は中学生で習います。「鑄」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「いる」
ア:「金属を溶かして型に流し込み器物を作る」
イ:「人を育てる」、「人を教え導いて考え方、技能を身につけさせる」
②「さび( 空気や湿気などの作用で金属表面に生じる、酸化物や
炭酸塩などの膜)」(同意語:錆)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+寿(壽))。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した
文字と土地の神を祭る為に柱状に固めた土」の象形(「金属」の意味)と
「つえをつく老人の象形と長くつらなる道の象形」(「長くつらなる」の意味)
から、「いる(金属を溶かして意図した形につらねる)」を意味する「鋳」という
漢字が成り立ちました。
※「鋳」は「鑄」の俗字(略字)です。
※「鑄」は「鋳」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「チュウ」
常用漢字表外:「シュ」
訓読み:「い(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「15画」(鋳)
「22画」(鑄)
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
「金」を含む漢字一覧
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