「曰」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「曰」は常用漢字外です。「曰」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説 |
意味 |
①「言う。~であると言う。~であると述べる。」
②「~と名付ける」、「~と称する」
③「のたまう」
ア:「言うの尊敬語。おっしゃる。」
イ:「自分の部下や身内に言って聞かせる」
④「いわく」
ア:「言うことには」(例:彼女が曰く)
イ:「隠れた訳、理由」(例:曰く付きの物件)
⑤「のたまわく(おっしゃることには)」
⑥「ここに(ある時点・場所を示す)」(例:曰に東京に至る)
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成り立ち |
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象形文字です。「口と呼気(鼻や口から吐く息)」の象形から、
「音声を出して言う」を意味する「曰」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「エツ(ヱツ)」、「オチ(ヲチ)」
訓読み:「い(う)」、「いわ(く)」、「ここ(に)」、「のたま(う)」、「のたま(わく)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「4画」
部首
「曰(ひらび(平日)、いわく)」
「曰」を含む漢字一覧
部首解説:
現在は「日」の形をとっているが、昔、「口と呼気(鼻や口から吐く息)」の
象形を表していた「曽」、「曹」、「替」などの部首である。また、「日(太陽(星)
の象形)」以外で「日」の形を持つ漢字もこの部首に分類される。
部首「日(太陽(星)の象形)」と区別する為に、作られた部首である。
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