「準」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「準」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「平ら」、「水平」、「水面が平らな事」
②「みずもり(一定の物体の地面に対する角度や傾斜を確認する器具)」
③「のり(法律、規範(手本)、おきて、決まり、法則、制度)」、「目安」
(例:基準、標準)
④「なぞらえる(ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす、
真似て作る)」(例:準拠)
⑤「推しはかる(推測する)」
⑥「正す」、「等しくする」、「平らにする」
⑦「質(約束を守る保証として相手に預けておくもの)に入れる」
⑧「許す」、「許可する」
[準・准の使い分け](ジュン)
「準」・・・「やや不十分ではあるが同じように扱う場合」(例:準決勝、準会員)
「准」・・・「資格がその次に当たる事を示す場合」(例:准看護婦、准尉)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(氵(水)+隼)。「流れる水」の象形と「鳥の象形の下に
一(横線)を加え、人が腕にとまらせたか、狩りに使う鳥」を示す文字
(「はやぶさ」の意味)から、はやぶさの形をした「水準器」、「たいら」を意味
する「準」という漢字が成り立ちました。(水準器とは、一定の物体の地面に
対する角度や傾斜を確認する器具の事を言います。)
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読み
音読み:「ジュン」
常用漢字表外:「シュン」、「セツ」、「セチ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「なぞら(える)」、「のり」、「ひと(しい)」、「みずもり」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「かね」、「とし」、「なろう」、「ひとし」、「ひら」
画数
「13画」
部首
①「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
②「十(じゅう)」
「十」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「准」、「水」、「隼」、「潤」、「純」、「遵」
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書き順・書き方 |
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