「比」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「比」は小学5年生で習います。「比」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「くらべる」
ア:「並べて、善悪・優劣を考える」(例:比較)
イ:「2つ以上のものを並べて、違いを調べる」(例:対比)
ウ:「あるものを、他のものを借りて表現する」、「例える」(例:比喩)
エ:「争う」、「競う」
②「手本としてまねをする」
③「慣れる」
④「なれなれしくする」
⑤「備える」
⑥「整える」
⑦「同じ」、「等しい」
⑧「しきりに(何度も)」
⑨「仲間」、「同類」(例:比類)
⑩「規程(決まり)」
⑪「先例」
⑫「割合」(例:比率)
⑬「「詩経」の六義の1つ。類似のものを取り出し、
それに例え述べる詩体」
⑭「親しむ(仲良くする)」
⑮「近づく」
⑯「助ける」
⑰「楽しむ」
⑱「仲が良い」
⑲「合う」、「合わせる」
⑳「従う」、「善を選んで従う」
21、「仲間に加わる」、「仲間を作る」
22、「気に入られよう として、相手の機嫌を取る」
23、「物事を行うときの正しい順序をしっかりと決める」
24、「並ぶ」、「並べる」(例:比翼)
25、「並びに(および、また)」(前後二つの事柄をつなぐのに用いる語)
26、「みんな(みな、全部)」
27、「及ぶ」、「至る」
28、「頃(ころ)(あるきまった時期の前後を含めて大まかにさす語、
ちょうどよい時)」
29、「このごろ(最近)」(例:比来)
30、「為」、「為に」
ア:「利益があること」、「役に立つ事」
イ:「原因」、「理由」、「訳」
ウ:「目的や期待の向かう所」
31、「すきぐし(髪をそろえる時に、ほこりなどを取り去るのに使う
歯の目の細かい櫛(くし)」
32、「五人組。周代の制度。五家を一組とした。」
33、「易の六十四卦の1つ。世間の人が天子を仰ぎ親しむかたち」
日本のみで用いられる意味
34、「比律賓(フィリピン)の略」
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成り立ち |
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会意文字です。「人が二人並ぶ」象形から、、「ならぶ」を意味する
「比」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ヒ」
常用漢字表外:「ビ」
訓読み:「くら(べる)」
常用漢字表外:「ころ」、「たぐい」、「なら(ぶ)」、「なら(べる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「これ」、「たか」、「たすく」、「ちか」、
「つね」、「とも」、「なみ」、「ひさ」
画数
「4画」
部首
「比(くらべる、ならびひ(並びヒ))」
「比」を含む漢字一覧
部首解説:
部首としての「比」には一定の意味がない。漢字を分類する為に、
部首に割り当てられている。
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書き順・書き方 |
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