「凜/凛」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「凜/凛」は人名用漢字(常用漢字外)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「寒い」、「寒さが厳しい」
②「厳しい」、「はげしい」
③「恐れ慎む(慎重になる、控え目になる)さま」、「心が引き締まるさま」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(冫+稟(禀))。「氷」の象形と「米蔵の象形と穂の
先が茎の先端に垂れかかる稲の象形」(「米蔵の中の穀物」の意味だが、
ここでは、「身のひきしまるさまを表す擬態語」)から、「寒い」、「心が
ひきしまるさま」を意味する「凛」という漢字が成り立ちました。
(「凛」は「凜」の「禾」が「示(神に生贄をささげる台の象形)」に変形して
できた漢字です。)
※「凛」と「凜」は同字(漢字の形は異なるが、同じ意味で、国の規則
(決まり)では認められている漢字)です。
※擬態語とは、事物の状態や身ぶり等の感じをいかにもそれらしく
象形文字で表したものを言います。
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読み
音読み:「リン」
訓読み:「さむ(い)」、「きびし(い)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「15画」(凜・凛)
部首
「冫(にすい(二水))」
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