「磯」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「磯」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「いそ」
ア:「海・湖などの水面と陸地が接している場所。特に、石の多い海岸」
イ:「波をかぶったりする岩石」
ウ:「冠 (かんむり) の縁 (へり) の名」
エ:「琵琶・琴の弦(糸)を張っている部分の側面の名前」
オ:「鞍橋(人が乗りやすいように牛・馬などの背に置く具)の小高く
盛り上がった部分の名前」
カ:「(富士は磯の略から)はるかに及ばないさま」
キ:「(富士は磯の略から)未熟であるさま、考えが足りないさま」
※富士は磯とは、その物事に比べれば、日本一高い富士山も浅い磯
と同様ではるかに及ばない。その物事が優れているさまを言う。
②「はげしくなる(激)」
③「あらくなる(荒)」
|
|
成り立ち |
|
形声文字です(石+幾)。「崖の下に落ちている、いし」の象形と「細かい糸
の象形と矛(ほこ)の象形と人の象形(「守る」の意味)」(「戦争の際、守備兵
が抱く細かな気づかい」、「かすか」の意味だが、ここでは「機(キ)」に
通じ(同じ読みを持つ「機」と同じ意味を持つようになって)、「布を織る
機械:はた」の意味)から、はたで織り物を織る時のような音のする
「いそ」を意味する「磯」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「キ」
訓読み:「いそ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「し」
画数
「17画」
部首
「石(いし、いしへん(石偏))」
「石」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「幾」、「激」、「荒」
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |