「饗」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「饗」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あえ・きょう」
ア:「心を込めて客の世話をする(色々と助けになるような
事を行う)事。もてなす。」(例:饗応)(同意語:供)
イ:「豪華な料理(必要な程度を超えたお金や食材を使った料理)」
(例:饗を差し上げる、饗応)(同意語:供)
ウ:「村人が集まって飲食する事。宴会。」(例:饗宴)
②「勧(すす)める。供える。また、供え物。」(例:饗告)
③「飲む。また、食べる。」
④「受ける。受け入れる。もてなしに応じる。」
⑤「当たる」
⑥「祭る。神を祭る。」(例:饗告、饗報)
※現代では、「饗」を「供」に書き換える事がある(例:饗応⇒供応)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(郷+食)。「ごちそうを真ん中にして二人が
向き合う」象形(「向き合う」の意味)と「食器に食べ物を盛り、
それに蓋(ふた)をした」象形(「食べ物」の意味)から、食べ物に
向き合う「宴会」、「供え物」を意味する「饗」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「キョウ」
訓読み:「あえ」、「う(ける)」、「もてな(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「こう」
画数
「22画」
部首
「食・𩙿・飠(しょく、しょくへん(食偏))」
「食・𩙿・飠」を含む漢字一覧
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「郷」、「供」
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