「希」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「希」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「まれ」(同意語:稀)
ア:「存在が非常に少ない」、「数が少なくて珍しいさま」(例:希少価値)
イ:「うとい(親しい関係でない、その事に関して知識や理解が少ない)」
ウ:「まばら(物が少なくて、間が開いているさま)」
エ:「うすい(薄)」(例:希薄)
②「かすか」、「声がないので聞くことができない」
③「望む」、「あおぐ(教え・援助などを求める)」
④「求める」、「願う」(例:希望)
⑤「乾く」
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成り立ち |
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会意文字です(爻+布)。「織り目」の象形と「頭に巻く布きれにひもを
つけて帯にさしこむ」象形(「布きれ」の意味)から、織り目が少ないを
意味し、それが転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、「まれ」を
意味する「希」という漢字が成り立ちました。
(また、「祈(キ)」に通じ(同じ読みを持つ「祈」と同じ意味を持つように
なって)、「もとめる」の意味も表すようになりました。)
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読み
音読み:「キ」
常用漢字表外:「ケ」
訓読み:「まれ」
常用漢字表外:「こいねが(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「のぞ」、「やす」
画数
「7画」
部首
「巾(きんべん(巾偏)、はば、はばへん(幅偏))」
「巾」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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