「馨」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「馨」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かおる(良い匂いがする)」(同意語:香)
②「かおり(良い匂い)」(同意語:香)
③「良い影響。良い評判。」
④「言葉の勢いを助ける字」(例:寧馨児(ねいけいじ))
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(殸+香)。「石板をぶらさげてたたき音を出す
楽器、殸(けい)」の象形と「手に木の杖(つえ)を持つ」象形(「打つ・
叩(たた)く」の意味)と「「穂の先が茎の先端にたれかかる穀物の象形と、
流れる水の象形(「酒」の意味)」(酒の材料に適した「黍(きび)」の意味)
と「口の中に一線を引いて食物を挟(はさ)む様(さま)を表した文字」
(「甘い・うまい」の意味)」(黍などから生じる「甘い香り」の意味)から、
殸(けい)の音が遠くまで達するように「香りが遠くまで及ぶ」を意味する
「馨」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「キョウ」、「ケイ」
訓読み:「か」、「かお(り)」、「かお(る)」、「かぐわ(しい)」、「かんば(しい)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「かおり」、「かおる」、「きよ」、「よし」
画数
「20画」
部首
①「殳(ほこづくり(殳旁)、るまた(ル又))」
「殳」を含む漢字一覧
②「香(か、かおり)」
「香」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「薫」、「匂」
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