「葵」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「葵」は人名用漢字(常用漢字外)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あおい」
ア:「アオイ科のフヨウ属・アオイ属に含まれる植物の総称。
75属1500種ほどある。観賞用の草花である。」
イ:「フタバアオイの事。ウマノスズクサ科の植物で、葉は
ハート型をしている。」
ウ:「衣服の表地と裏地、 また衣服を重ねて着た時の色の
取り合わせの名前。表は薄青、裏は薄紫。」
エ:「紋所(家々で定めている紋章)の名前。「イ」の葉を
組み合わせた形をしている。」
オ:「(徳川氏の紋所がフタバアオイの葉3つを渦巻き状に
並べたものであったことから)江戸幕府の象徴」
カ:「蕎麦(そば)。宮中(天皇が住む場所)で使われていた言葉。」
②「測る」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(艸+癸)。「並び生えた草」の象形と「二本の木を十字
に組み合わせ日の出、日の入りを測り、東西南北の方位を知る器具」
の象形(「測る」の意味)から、「測る」、「あおい(四方に向けて花びらが
開く花)」を意味する「葵」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「キ」、「ギ」
訓読み:「あおい」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「まもる」
画数
「12画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
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