「山」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「山」は小学1年生で習います。「山」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「やま」
ア:「陸地の表面が周辺の土地よりも高く盛り上がった所。
古くは神が住む神聖な場所とされていた。」
イ:「鉱山(地中から鉱物(無生物で、均質な固体物質)を
採掘する場所」
ウ:「「ア」の形をした物」(例:砂山、氷山)
エ:「能や歌舞伎で、竹の枠に張った幕に、笹や木の枝葉を
かぶせた作り物」
オ:「高く積み上げたもの」、「高く盛り上がった状態」
(例:ねじの山がつぶれる、本の山が崩れる)
カ:「たくさん寄り集まっている事」、「多いこと」
(例:観客の山、課題の山)
キ:「物事の頂点・重要な部分」(例:仕事が山を越える)
ク:「万一の幸運を狙って行う冒険的な行為」(例:山をはる)
ケ:「出来る限り(精一杯)」(例:関の山)
コ:「犯罪事件。主に警察が用いる」(例:大きな山を手がける)
サ:「寺(寺院)」
シ:「墓」、「つか(土が小高く盛り上がっている所)」(例:墓山)
ス:「昔、特に比叡山。また、そこにある延暦寺 (えんりゃくじ) のこと
を言う」
セ:「遊女(歌や躍りにより客を楽しませ、客との性行為(子作りを
する際に使用する性器を使った行為)をも行う女の事を言う。)」
ソ:「動植物名の上に付いて、山野に住んでいたり自生(人が手を
加えていない状態で生きている事)していたりする意味を表す」
(例:山猿、山桜)
タ:「「ア」を数えるのに用いる」(例:一山越える)
チ:「盛り分けたものを数えるのに用いる」(例:みかん一山:500円)
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成り立ち |
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象形文字です。「連なったやま」の象形から「山」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「サン」
訓読み:「やま」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ざん」、「たか」、「たかし」、「のぶ」
画数
「3画」
部首
「山(やま、やまへん(山偏)、やまかんむり(山冠))」
「山」を含む漢字一覧
部首解説:
「山」をもとにして、色々な種類の山や山の形や状態、山の名前を
表す漢字ができている。
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書き順・書き方 |
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