「泊」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「泊」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「とまる」
ア:「船が岸・港についてとどまる」(例:停泊)
イ:「停止する(一時的に動きを止める)」
ウ:「旅先で宿をとる。また、その回数を数える言葉」(例:三泊)
エ:「一時的に身を寄せること。また、その住まい」、「仮住まい」
オ:「ゆったりくつろぐ」、「休息する」
②「とめる」
ア:「船を岸・港にとめる」
イ:「宿泊させる」
③「とまり」
ア:「船着き場」、「港」
イ:「宿屋」、「旅館」
④「湖や沼」
⑤「静か」、「心が静かであっさりしている事」、「さっぱりしている」(例:淡泊)
⑥「薄い」
⑦「浅い」
⑧「泊栢(はくはく)はさざ波(小波)の意味」
[止・留・泊の使い分け](とまる)
「止」・・・「動いていたものがとまる。」(例:時計が止まる)
「留」・・・「とまって動かない。」(例:目に留まる)
「泊」・・・「船がとまる、宿泊する。」
(例:港に泊める、彼女・彼氏の家に泊まる)
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成り立ち |
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形声文字です(氵(水)+白)。「流れる水」の象形と「頭の白い骨又は、
日光又は、どんぐりの実」の象形(「しろい」の意味だが、ここでは、
「迫」に通じ(同じ読みを持つ「迫」と同じ意味を持つようになって)、
「ぴったり近づく・せまる」の意味)から、舟がぴったり近づいてとまる
水辺を意味し、そこから、「とまる」を意味する「泊」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「ハク」
常用漢字表外:「ヒャク」
訓読み:「と(まる)」、「と(める)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「8画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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「白」、「珀」、「拍」、「伯」、「迫」、「柏」、「箔」、「舶」
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