「訣」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「訣」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「わかれる・けつ」
ア:「別れる。別れの言葉を述べる。別れを告げる。」(例:訣別)
イ:「身近な人が死んで、会う事ができなくなる」(例:永訣)
②「別れる事」(例:訣別、訣飲)
③「秘伝(特別の人だけに教える事)」(例:秘訣、訣要)
④「奥義(学問・武術等の最も奥深い大切な事柄)。最も効果的な方法。」
(例:秘訣、訣要)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(言+夬)。「取っ手のある刃物の象形と口の
象形」(「(つつし(慎・謹)んで)言う」の意味)と「象牙製で中がえぐられた
弦を引く為の道具を手にした象形」(「えぐり取る」の意味)から
えぐり取る言葉を言う「わかれる」を意味する「訣」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「ケツ」
訓読み:「わか(れる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「11画」
部首
「言(ごんべん(言偏)、げん、ことば(言葉))」
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「欠」、「別」
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