「岳/嶽」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「岳」は中学生で習います。「嶽」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「たけ」
ア:「ごつごつして高く、大きく、険しい山。がく。」
(例:御岳、山岳部)
イ:「山の頂(いただき)・頂上」
②「妻の父を尊敬していう語」(例:岳翁、岳父)
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成り立ち |
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[岳の成り立ち]
会意文字です(丘+山)。「丘」の象形と「山」の象形から、
「高く険しい山」を意味する「岳」という漢字が成り立ちました。
[嶽の成り立ち]
会意兼形声文字です(山+獄)。「山」の象形と「耳を立てた犬の象形×2
(「二犬が争うまたは、二犬が見張るまたは、生贄(いけにえ)の犬」の意味)と
取っ手のある刃物と口の象形(「誓いの言葉または、訴え争う」の意味)」
(「人に威圧感を与える場所」の意味)から「人に威圧感を与えるような
高くて険しい山」を意味する「嶽」という漢字が成り立ちました。
※「嶽」は「岳」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ガク」
訓読み:「たけ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おか」、「たか」、「たかし」
画数
「8画」(岳)
「17画」(嶽)
部首
「山(やま、やまへん(山偏)、やまかんむり(山冠))」
「山」を含む漢字一覧
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