「洗」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「洗」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「あらう」
ア:「水などを使って汚れを落とす」(例:水洗)
イ:「海や川の水が打ち寄せて物にかかる」
ウ:「隠れている事柄を調べあげる」
エ:「心をすがすがしく(さわやかに)する」(例:心が洗われる)
オ:「今までかかわっていた好ましくない仕事などを、きっぱりと
やめる」(例:足を洗う)
②「清い」
ア:「よごれ・にごり・くもりなどがなく美しい」
イ:「心に自分の利益だけを考える気持ちや悪い考えがない」
ウ:「態度がきっぱりして過去の思い出・出来事を引きずらない」、
「思い切りがよい」
③「洗い清める」
④「たらい」
ア:「湯水を入れ、顔や手足などを洗うための容器」
イ:「洗濯や行水などに用いる平たいおけ」
ウ:「たらいに似た物」
日本のみで用いられる意味
⑤「あらい(料理の一種。魚肉を冷水で冷やして縮ませたもの)」
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成り立ち |
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形声文字です(氵(水)+先)。「流れる水」の象形と「足あとの象形と人の
象形」(「さき」の意味だが、ここでは、「湔(せん)」に通じ(同じ読みを
持つ「湔」と同じ意味を持つようになって)、「あらう」の意味)から、
水で「あらう」を意味する「洗」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「セン」
訓読み:「あら(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「きよ」、「よし」
画数
「9画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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