「銘」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「銘」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「しるす(記)」
ア:「書き付ける」、「刻み込む」
イ:「覚える」、「心に刻み込んで忘れない」(例:感銘)
②「金や石に刻み込んだ文」(例:銘文)
③「死者の姓名・官職と階級などを記した葬式の旗」
④「文体の名前。墓石などに刻んで、その人の功績・よい行いをたたえ、
後世に残す文」
⑤「戒めの言葉(前もって注意するように心に刻み込んでいる言葉)」
(例:座右の銘)
日本のみで用いられる意味
⑥「メイ」
ア:「製作物に入れる製作者の名前」
イ:「特に優れた物品の前につける語」(例:銘酒、銘茶)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+名)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した
文字と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(「土中に含まれる
金属」の意味)と「月の半ば見える象形と口の象形」(夜明けに雄鶏(オスの鶏)
が鳴くの意味だが、転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、「名乗る」
の意味)から、「金属に名をきざみつける」を意味する「銘」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「メイ」
常用漢字表外:「ミョウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「しる(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あき」、「かた」、「な」
画数
「14画」
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
「金」を含む漢字一覧
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