「坊」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「坊」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「まち」
ア:「住宅や商店が多く人口が密集している所」
イ:「商店の並ぶにぎやかな場所」、「定期的に人が集まり、商売を行う場所」
ウ:「市や区を構成する区画」
エ:「田んぼ、畑の区画」
②「店(商品を並べて売る場所)」
③「工作場所」
ア:「簡単な物を作る所」
イ:「土木・建築・製造などの工事や作業場所」
④「部屋」
⑤「家」
⑥「建物」
ア:「皇太子(次に天皇になるべき人)の住む所」(例:春坊)
イ:「役所の名前」(例:典書坊)
ウ:「寺」
※ 「寺」とは、永遠に変わる事のない
物事の正しい道筋(順序)を理解して、
自分のものにする為に、仏像を
建物の中に置いて、修行を行う場所
の事を言う。
エ:「僧の住居」
※「僧」とは、仏門に入った人(仏教を開いた釈迦の教えである、いつ
どんな時にも変わる事のない、正しい物事の道筋を自分のものに
する為に、修行を行う人の事を言う。
⑦「つつみ」(同意語:堤)
ア:「水があふれないように、湖沼・川・池などの岸に沿って土を
高く盛り上げたもの)」(例:堤防)(同意語:隄)
イ:「水をためた池」
⑧「防ぐ」
日本のみで用いられる意味
⑨「ボウ」
ア:「僧」、「僧のように頭をそった人」
イ:「幼児を親しんで呼ぶ語」(例:坊や)
ウ:「他人をバカにして悪く言ったり、笑ったりする意味を表す語」
(例:食いしん坊)
エ:「昔の都の行政区画。十六町を言う」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(土+方)。「土地の神を祭る為に柱状に固めた土」の
象形(「土」の意味)と「両方に突き出た柄のある農具:すき」の象形
(ならんで耕すさまから、「かたわら・方角」の意味だが、ここでは、
「左右にひろがる」の意味)から、「左右に広がる村里」を意味する
「坊」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ボウ」、「ボッ」
常用漢字表外:「ホウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「へや」、「まち」
画数
「7画」
部首
「土(つち、つちへん(土偏))」
「土」を含む漢字一覧
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