「錯」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「錯」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「まじる」、「まぜる」、「まじわる」(例:交錯)
②「誤る」、「間違える」(例:錯誤)
③「乱す」、「乱れる」
④「そむく(取り決めた事や目上の人の考え・命令などに従わず
反抗したり反対したりする、さからう)」
⑤「磨く(物の表面をこすってよく切れるようにしたり、なめらかにする)」
⑥「たがいに(双方が同じような事をしあうさま)」
⑦「かわるがわる(2人あるいは2つ以上の物が、同じ動作を
代わりあって行うさま)」
⑧「砥石(といし-刃物や石材などをこすってよく切れるようにしたり、
なめらかにする石)」
⑨「めっきする(金属または非金属の表面に他の金属の薄膜で覆う)」
⑩「黄金(金)を上に塗り飾る」
⑪「色・模様をつける」
⑫「おく」
ア:「人や物をある場所・位置にとどめる(置く)」
イ:「行う」
ウ:「やめる」、「捨てる」、「捨て置く」
エ:「とどめる」、「停止する」
⑬「やすんずる(落ち着く、安心する)」
⑭「酢(酢酸を含む、すっぱい液体調味料)」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(金+昔)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した文字
と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(土中に含まれる「金属」
の意味)と「多く積み重ねた肉片の象形と太陽の象形」(「太陽に
ほした肉:ほじし」の意味だが、ここでは、「積み重ねる」の意味)から、
「金属を塗り重ねてめっきにする」を意味する「錯」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「サク」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「あやま(る)」、「お(く)」、「ま(じる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「16画」
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
「金」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |