「鬲」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鬲」は常用漢字外です。「鬲」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説 |
意味 |
①「鼎(かなえ)の一種。鼎の3本の足の中が空洞のもの。これで
湯を沸かし、上に甑(こしき)を置いて米や稲などを蒸す。」
※甑(こしき)とは、弥生時代以降、米・豆などを蒸すのに用いた道具。
底に数個の湯気を通す小穴を開けた深鉢形の土器の事を言います。
②「釜(かま)。葬式に用いる土釜。」
③「隔てる。隔たる。」
④「むせかえる(ひどく咽むせ)る)」
⑤「取っ手。つまみ。」
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成り立ち |
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象形文字です。「3本の足のある鼎」の象形から、「かなえ」を意味する
「鬲」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カク」、「キャク」、「リャク」、「レキ」
訓読み:「かなえ」、「へだ(てる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「10画」
部首
「鬲(かなえ、れき、れきのかなえ(鬲のかなえ))」
「鬲」を含む漢字一覧
部首解説:
「鬲」をもとにして、釜や釜で煮る事などに関する漢字ができている。
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