「本」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「本」は小学1年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「もと」
ア:「根」、「草木の根」(例:根本)
イ:「物事の大切な部分」(同意語:要)
ウ:「農業」(例:農は国の本(もと))
エ:「心」
②「ほん」
ア:「草木の根や茎」(例:本草、草本)
イ:「物事の基礎。土台。」(例:基本、資本金)
ウ:「物事の起こり」、「始まり」(例:本性、本能)
エ:「中心となる部分」(例:本業、本社)
オ:「この(近い人や物事を指す語)」(例:本書、本人、本日)
カ:「正式の(法律・規則などで正しいと認められている)」、
「正しい」(例:本名、本物)
キ:「習う人が見たり聞いたりして学ぶべき物事」(例:手本、見本)
ク:「書物」、「文書」(例:絵本、古本、台本)
ケ:「昔から同じである事」、「それが当たり前である事」(例:本来)
コ:「草木の数を数える語」
サ:「書物を数える語」
③「それが土台となって起こる」
[元・本・基・下の使い分け](もと)
「元」・・・物事の始め、最初の方
(例:火元、元議員)
「本」・・・物事の大切な部分
(例:農業は国の本)
「基」・・・助けとして用いる部分、物事を成り立たせる土台
(例:資料を基とする、基とする考え)
「下」・・・上に広がっているものに隠れている部分、影響の及ぶ範囲
(例:灯台下暗し、法の下の平等)
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成り立ち |
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指事文字です。木の根元の部分に「しるし」を加えて「もと」を
意味する「本」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ホン」
訓読み:「もと」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「なり」、「はじめ」
画数
「5画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
「木」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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