「那」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「那」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「多い」
②「美しい」(例:那覇)
③「なんぞ」(疑問・反語の助字)
ア:「疑問を表す。何(なに)。なぜ。どうして。」(例:那何(いかん))
イ:「反語を表す。~であろうか。いや、そうではない。」(例:那何(いかん))
④「於(お)いて(時間や場所や事柄を表す)」(例:那辺)
⑤「離れた人や物を指して言う語。あれ。あの。」(例:那辺)
⑥「梵語・外国語の音訳字(外国語を漢字で書き表す事)」
(例:那落、支那、旦那)
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成り立ち |
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会意文字です。「ほおひげが伸びて垂れた」象形(「しなやか」の意味)
と「特定の場所を示す文字と座り寛(くつろ)ぐ人の象形」(「村」の意味)
から「しなやかな村」、「美しい村」、「上品な村」を意味する「那」という
漢字が成り立ちました。(借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、
「なんぞ」等の意味も表すようになりました。)
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読み
音読み:「ナ」
常用漢字表外:「ダ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「いかん(ぞ)」、「なに」、「なん(ぞ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「とも」、「ふゆ」、「やす」
画数
「7画」
部首
「阝(おおざと(大里))」
「阝」を含む漢字一覧
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