「蕨」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「蕨」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「わらび」
ア:「コバノイシカグマ科の多年草(複数年にわたって
生きる植物)のシダ植物(胞子によって増える植物)。
草原など日当たりの良い所に生え、高さ約1メートル。
春から初夏にまだ葉の開いてない若芽(葉)を採取して
食べる。また、茎から取れるデンプン(無味無臭の
白色粉末)を「ワラビ粉」として利用する。けつ。」
(例:蕨粉、蕨拳)
イ:「紋所(家々で定めている紋章)の名前。「ア」の若芽を
図にしたもの。」
②「迷蕨は、ぜんまい(弾力性に富む鋼を薄く細長くして渦巻状に
巻いた物)の意味」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(艸+厥)。「並び生えた草」の象形と「崖の象形と
逆さまにした人の象形(「逆らう」の意味)と人が口を開けている象形
(「人が大きな口を開けて咳込む」の意味)」(削り取られた崖に、
大きな口を開けるように石を「掘る」の意味)から土を掘り割って芽を
出す草「わらび」を意味する「蕨」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ケツ」、「カチ(クヮチ)」
訓読み:「わらび」
画数
「15画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
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