「吾」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「吾」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「われ」(同意語:我)
ア:「一人称の人代名詞(話し手・書き手が自分自身の事を
指す語)。僕(ぼく)。私(わたし)。あ。ご。」
(例:吾はこう思う、吾子)
イ:「二人称の人代名詞(話し手(書き手)に対して、聞き手(読み手)
を指す語)。おまえ。あなた。ご。」
(例:吾が勝手にやった、吾兄)
ウ:「反射代名詞(一人称・二人称・三人称は関係なく、
実体そのものを指す語)。その人自身。」(例:吾の限界を越える)
②「相手を親しんで呼ぶ時に添える語」(例:吾子)
③「防ぐ。止(とど)める。」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(五+口)。「棒を交差させて組み立てた器具」の
象形と「口」の象形(「神のお告げ」の意味)から、神のお告げを汚れ
から守る為の器具を意味し、そこから、「防ぐ」を意味する「吾」という
漢字が成り立ちました。借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、
「われ」の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「ゴ」
訓読み:「わ(が)」、「われ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あ」、「ごろう」、「みち」、「わが」
画数
「7画」
部首
「口(くち、くちへん(口偏))」
「口」を含む漢字一覧
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