「我」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「我」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「われ」(同意語:吾)
ア:「一人称の人代名詞(話し手・書き手が自分自身の事を
指す語)。僕(ぼく)。私(わたし)。が。」
(例:我はこう思う、自我)
イ:「二人称の人代名詞(話し手(書き手)に対して、聞き手(読み手)
を指す語)。おまえ。あなた。」
(例:我が勝手にやった)
ウ:「反射代名詞(一人称・二人称・三人称は関係なく、
実体そのものを指す語)。その人自身。」(例:我の限界を越える)
②「わが」
ア:「自分に関する事。自分が所有する事を表す語。」
(例:我が家族、我が車)
イ:「自分の味方や国を指す語」(例:我が友、我が国)
ウ:「話し手と関係が深く、親しみや誇りの気持ちを表す語」
(例:この伝説の主こそ、我が佐藤君なのです)
③「頑固。自分の考えを押し通す事。ひとりよがり(他人の
意見を無視して、自分だけでよいと思い込んでいる事)。」
(例:我流、我田引水)
仏教で用いられる意味
④「自分の事だけを考える事。自分勝手な考えを持つ事。」(例:我見)
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成り立ち |
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象形文字です。「刃先がぎざぎざした矛」の象形から、「ぎざぎざして鋭い」
の意味を表しましたが、借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、
「われ」、「私」、「自分」を意味する「我」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ガ」
訓読み:「わ」、「われ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「もと」
画数
「7画」
部首
①「丿(の、のかんむり(ノ冠)、のはらいぼう(ノ払棒)、はらいぼう(払棒)、へつ)」
「丿」を含む漢字一覧
②「戈(ほこづくり(戈旁)、ほこがまえ(戈構)、かのほこ(戈のほこ)、たすき)」
「戈」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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