「蝶」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「蝶」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ちょう」
ア:「チョウ目のうち、アゲハチョウ上科・セセリチョウ上科に属する
昆虫の総称。色の組み合わせに富む2対の翅(はね-虫が空を
飛ぶ為の器官)を持ち、螺旋(らせん)状の口を伸ばして花蜜や
樹液を吸う。触角は棍棒(こんぼう)または、鉤(かぎ)のような形を
している。日中に活動し、止まる時は翅を立てる。日本には
約260種が知られる。全世界の森林・草原・高山等にいる。
美しくて無害な生き物と評価されており、キリスト教では復活の
象徴、ギリシャでは魂や不死の象徴とされている。ちょうちょう。
ちょうちょ。」
※器官と組織について
似た細胞が集って同じような働きをしているとき、これを組織といい、
この組織が集って目的をもった共同の作業をするとき器官という。
イ:「紋所(家々で定めている紋章)の名前。「ア」を図で表したもの。」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(虫+枼)。「頭が大きくてグロテスクな、まむし」の
象形(「虫」の意味)と「木の葉」の象形(「薄くて平たい」の意味)から、
薄くて平たい虫「ちょう」を意味する「蝶」という漢字が成り立ちました。
※まむしとは、日本に多く生息する全長45 - 80センチ
メートルの毒蛇です。年間約3,000人が被害を受け、死者は
5 - 10名程度と意外と毒性が低いです。
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読み
音読み:「チョウ(テフ)」、「ジョウ(デフ)」
訓読み:なし
画数
「15画」
部首
「虫(むし、むしへん(虫偏))」
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