「夏」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「夏」は小学2年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「なつ(四季(春・夏・秋・冬)の第二。今の6月~8月。
陰暦(旧暦)では4月~6月まで。)」
②「げ(仏教語。僧の陰暦(旧暦)の4月16日から7月15日までの
90日間の座禅修行。)」
③「大きい」、「盛ん」
④「中国。中国で自国を称する語」
⑤「中国の人」
⑥「王朝の名前(殷の湯王に滅ぼされたとされている)」
⑦「国名(大夏)。五胡十六国の一つ。後秦の将の赫連勃勃が
建てた国(407年-431年)」
⑧「国名(西夏)。(宋代、覚項族が建てた国(1038年-1227年)」
⑨「木の名前(ひさぎ)」
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成り立ち |
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会意文字です(頁+臼+夊)。「冠や面などをつけた人の頭」の象形と
「両手と両足」の象形から、冠をつけて両手・両足を動かして、
雅(みやび)やかに舞う夏祭りの舞の様(さま)を表し、そこから、
「なつ」を意味する「夏」という漢字が成り立ちました。
※古代、古神道の本質の一つでもある先祖崇拝の祭りが
行われていました。(7月15日を中心に行われていました。)
これを盆踊りと言い、寺社の境内に老若男女が集まって躍ります。
これは地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで躍る状態を
模したと言われています。
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読み
音読み:「カ」、「ゲ」
訓読み:「なつ」
画数
「10画」
部首
「夊(すいにょう(夊繞)、すいにゅう(夊繞)、なつあし(夏脚)、なつのあし(夏の脚))」
「夊」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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