「鎧」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鎧」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「よろい」
ア:「身体を覆い守る為の革や金属製の防具。頸鎧(くびよろい)、
肩鎧(かたよろい)等がある。がい。」(例:鎧甲)(同意語:甲)
イ:「胴から大腿部(ふともも)にかけて覆い守る為の革や
金属製の防具。がい。」(例:鎧冑)(同意語:甲)
ウ:「大鎧(おおよろい-頭から足まで覆う大きい革や金属製
の防具)の事」
エ:「鎧形(よろいがた-平安時代に官人(役人、公務員)が身に
付けた儀式用の革や金属製の防具)の略」
②「①を身に付ける」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+豈)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを
表した文字と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(土の
中に含まれる「金属」の意味)と「上の方に飾りの付いた太鼓」の象形
(「戦いに勝った喜びの音楽」の意味)から、戦いに勝ち喜びを得る為
に身に付ける「よろい」を意味する「鎧」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カイ」、「ガイ」
訓読み:「よろい」、「よろう」
画数
「18画」
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
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