「雛」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「雛」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ひな」
ア:「卵からかえって(出て)最初の羽が生え揃うまでの鳥。また、
親から餌(えさ)をもらっている時期の鳥。ひよこ。すう。」
(例:雛が生まれる、雛鳳、育雛)
イ:「ひな人形(3月3日のひな祭りの日に女の子が元気に
成長する事を祈る為に飾る人形)の事。」(例:雛を飾る)
※ひな祭りとは女の子が元気に成長する事を祈る行事。
ウ:「名詞に付いて、小さい、かわいらしい等の意味を表す」
(例:雛菊)
②「子供。まだ、一人前でない人」(例:雛孫)
※一人前とは、ア:20歳以上の人。イ:能力が世間(人々が集まり生活
している場)で認められる基準(レベル)に達している人。
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成り立ち |
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形声文字です(芻+隹)。「手で草を集め、掴んで取る」象形(「草を刈る」
の意味だが、ここでは「走」に通じ(「走」と同じ意味を持つようになって)、
「小走り(小さい歩幅で走るように急いで歩く事)する」の意味)と「尾の
短いずんぐりした(太っていて背が低い)小鳥」の象形から、小走りする
小鳥「ひな」を意味する「雛」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ス」、「スウ」、「ジュ」
訓読み:「ひな」
画数
「18画」
部首
「隹(ふるとり(古鳥)」
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