「悠」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「悠」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
「ゆう」
ア:「時間的・空間的に遠い。遥(はる)か。永遠。」(例:悠遠、悠久)
イ:「気分がゆつたり・のんびりしている様(さま)。のどかな様(さま)。
落ち着いていて慌てない様(さま)。」(例:悠然、悠長)
ウ:「憂える。悲しむ。」(例:悠悠)
エ:「思う」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(攸+心)。「横から見た人の象形と水の省略形と
ボクッという音を表す擬声語と右手の象形」(「人の背に水を流して手で
洗うさま(様)から、「長いすじ(筋)となって流れる水」の意味)と「心臓」の
象形から、「心に長く感じられる」、「遠い・遥か」を意味する「悠」という
漢字が成り立ちました。また、「弔」に通じ(「弔」と同じ意味を持つように
なって)、「いたみうれえる」の意味も表すようになりました。
※擬声語とは、動物の音声や物体の音を象形文字で表したもの
を言います。
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読み
音読み:「ユウ」、
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「とお(い)」、「はる(か)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「ちか」、「なが」、「はるか」、「ひさ」、「ひさし」、「ゆ」
画数
「11画」
部首
「心(こころ)」
「心」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「裕」、「結」、「友」、「佑」、「祐」、
「侑」、「宥」、「優」、「有」、「雄」
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