「萩」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「萩」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はぎ」
ア:「マメ科ハギ属の落葉低木の総称。山野に生え、葉は3枚の小葉
からなる複葉。秋に紫紅色・白色の花が群がって咲く落葉低木。」
イ:「衣服の表地と裏地または、衣服を重ねて着た時の色の
組み合わせの名前。表は蘇芳(すおう)色(黒がかかった赤色)、
裏は萌葱(もえぎ)色(黄と青の中間色)または、青。秋に用いる。」
ウ:「紋所(家々で定めている紋章) の名前。「ア」の花・葉・枝を
図で表したもの」
②「蓬(よもぎ)(キク科ヨモギ属の多年草。山野に生え、
高さ約1メートル。)」
※多年草とは、複数年にわたって生きる植物の事。
③「楸(ひさぎ)(ノウゼンカズラ科の落葉高木。中国中南部原産
(中国南部で初めに生まれた植物)。夏、枝の先に淡黄色の花を
びっしりとつける)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(艸+秋)。「並び生えた草」の象形と「穂の先
が茎の先端に垂れかかる象形(「稲」の意味)と燃え立つ炎の
象形(「火」の意味)と亀(かめ)の象形(「亀」の意味)」から、
「カメの甲羅に火をつけて占いを行う事を表し、そのカメの
収穫時期が「秋」だった事と、穀物の収穫時期が「秋」だった事
から「秋」の意味」を表し、そこから、秋に紫紅色・白色の花が
群がって咲く落葉低木「はぎ」を意味する「萩」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「シュウ(シウ)」、「シュ」
訓読み:「はぎ」
画数
「12画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
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