「銑」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「銑」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ずく」
ア:「銑鉄(せんてつ-雑な作りの鉄。リン、硫黄、銅などが混ざって
おり、堅くて折れやすい)の略。せん。」(例:溶銑)
イ:「銑銭(ずくせん-「ア」を使用して作った銭)の略」
②「洗練された(不純物が混ざった金属から、不純物を取り除いた)金属」
③「艶(つや)・輝きのある金属。また、金属の輝き。」
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成り立ち |
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形声文字です(金+先)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した
文字と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(土の
中に含まれる「金属」の意味)と「人の頭部より前に踏み出した足跡」
の象形(「先」の意味だが、ここでは「洗(セン)」に通じ(同じ読みを
持つ「洗」と同じ意味を持つようになって)、「洗う」の意味)から、
「洗われたような輝きのある金属」を意味する「銑」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「セン」
訓読み:「ずく」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さね」
画数
「14画」
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
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