「理」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「理」は小学2年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「り」
ア:「物事の正しい順序」(例:彼の言葉は理にかなっている、理解、道理)
イ:「不変の法則」(例:自然の理)
ウ:「物事の基本法則」(例:原理、理科)
エ:「宇宙の本体」(例:理気)
オ:「人として守らなければならない事。人として行わなければならない事」
(例:道理、義理)
カ:「区別」、「区分」(例:理知、理性)
キ:「事(こと)。物(もの)。」(例:理路、理法)
ク:「仲立ち(双方の間に立って意見をまとめたりして、事がうまく治まる
ようにする事。また、その人。)」(例:理官)
ケ:「正(ただ)す」、「整える」(例:管理)
コ:「処理する(さばく)」(例:料理、処理)
サ:「分ける」、「区別する」(例:理知、理性)
シ:「物事がそうなった、また、物事をそのように判断した訳」(例:理由)
ス:「きめ・すじ(物や肌の細かい模様)」(例:理気)
②「おさめる」
ア:「磨(みが)く」、「玉を磨(みが)く」
イ:「正(ただ)す」、「整える」
ウ:「処理する(さばく)」
エ:「分ける」、「区別する」
③「おさまる」
ア:「筋が通る(言っている事がわかる)」
イ:「整う」
④「ことわり」
ア:「物事の道理(物事の正しい順序)」
イ:「物事がそうなった、また、物事をそのように判断した訳」
ウ:「当然であるさま」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(王(玉)+里)。「3つの玉を縦ひもで貫いた」象形
(「玉」の意味)と「区画された耕地の象形と土地の神を祭る為に柱状に
固めた土の象形」(「整った筋(すじ)」の意味)から、「玉の筋(すじ)の目を
美しく見せるように磨(みが)く・整える」を意味する「理」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「リ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「おさめる」、「ことわり」、「すじ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あや」、「おさ」、「おさむ」、「さ」、「さだむ」、「さと」、「すけ」、
「たか」、「ただ」、「ただし」、「ただす」、「とし」、「のり」、「まさ」、
「まろ」、「みち」、「よし」
画数
「11画」
部首
「玉・⺩(おう(王)、おうへん(王偏)、たま(玉)、たまへん(玉偏))」
「玉・⺩」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「里」、「哩」、「裡」、「浬」、「鯉」
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書き順・書き方 |
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