「銀」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「銀」は小学3年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「ぎん」
ア:「金属の一種。柔らかく、薄く伸ばすことができる。光の反射率・
電気の伝導率・熱の伝導率は金属の中で最大である。
色は輝く白色。しろがね/しろかねとも呼ばれる。」
※金属とは、光を反射する特徴を持ち、熱や電気をよく伝え、強度が
大きくて折れにくく、柔軟に変形する固体の物質の総称を言う。
イ:「「ア」のような輝きのある白い色」(例:銀の世界)
ウ:「「ア」で作った貨幣(商品やサービスの交換手段として用いられる物)」
(例:銀貨、路銀、賃銀)
エ:「将棋の駒の一つ。前と斜め前後の五方向に、
それぞれ一つずつ進める駒。」(例:銀将)
オ:「「ア」で作った、または「ア」を塗ったメダル。オリンピックなどの
準優勝者に与えられる。」
カ:「限り」、「境」、「果て」(例:銀河)
キ:「「ア」で作られた判子(ハンコ)」(例:銀印)
ク:「「ア」で作った物」(例:銀糸、銀泥)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+艮)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した文字
と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(土中に含まれる「金属」
の意味)と「人の目を強調した」象形(「ふみとどまる」の意味)から、
金にならず、「ぎん」に踏みとどまった金属、「ぎん」を意味する
「銀」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ギン」
常用漢字表外:「ゴン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「しろがね」、「かな」、「かね」、「うん」
画数
「14画」
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
「金」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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