「雁」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「雁」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かり・がん(カモ目カモ科の内、ハクチョウ類を除いた大形の
鳥の総称。海や川などの水に面した(接した)岸に棲む。日本では
マガン、カリガネ、ヒシクイ等が冬を越す為に日本より北の国から
やってきて、冬を日本で過ごし、冬が終わると再び、繁殖(数を
増やす)為に北の国に渡って行く。)」(同意語:鴈、鳫)(例:雁行)
②「①の鳴く声を表す語」(例:雁と鳴いている)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(厂+人+隹)。「並び飛ぶ」象形と「横から見た人」
の象形と「尾の短いずんぐりした(太っていて背が低い)小鳥」の象形
から「かりが並び飛ぶ」事を意味し、そこから、「かり」を意味する
「雁」という漢字が成り立ちました。(「横から見た人」の象形は、
人が高級食材として贈る事から付けられました。現在、日本では
たくさん捕り過ぎて数が減った為、狩猟は禁止されています。)
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読み
音読み:「ガン」、「ゲン」
訓読み:「かり」
画数
「12画」
部首
①「厂(がんだれ(雁垂)、かりがね)」
「厂」を含む漢字一覧
②「隹(ふるとり(古鳥)」
「隹」を含む漢字一覧
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