「錐」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「錐」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「きり」
ア:「板などに小さな穴を空けるのに用いる道具。片方の先端が
尖っていて穴を空けられるようになっている。すい。」(例:錐指)
イ:「弓を射て、前の矢の当たった的の穴に、後の矢が当たる事」
②「「①-ア」のように鋭い物。鍼(はり-身体に刺して刺激し、
病気を治す為の金属製の細くて長い器具)・矢など。」(例:錐刀)
③「先端が尖った形の物・図形」(例:三角錐の建物)
④「芽」
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成り立ち |
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形声文字です(金+隹)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した文字と
土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(土の中に含まれる
「金属」の意味)と「尾の短いずんぐりした(太って背が低い)小鳥」の象形
(「小鳥」の意味だが、ここでは「出(スイ)」に通じ(同じ読みを持つ「出」と
同じ意味を持つようになって)、「出る」の意味)から、先が鋭く突き出た
「きり」を意味する「錐」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「スイ」
訓読み:「きり」
画数
「16画」
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
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